Customer Success Story
Beelineは同社のネットワークを自動化することで、お客様の労働力の俊敏性を向上
コンサルタント、フリーランサー、独立した請負業者およびその他の非従業員は、グローバルな労働力を形成する極めて重要な要素となります。拡張労働力管理ソフトウェア分野を先導するBeelineは、この種の人材を獲得し、臨時社員に対する可視性とコントロールを向上させるべく企業をサポートしています。
柔軟な働き方を求める企業や人々が増える中、ジュニパーが提供する、俊敏で、自動化された、脅威を認識するネットワークが、BeelineのAIを搭載したSaaSプラットフォームとグローバルな事業運営をサポートしています。
概要
会社名 | Beeline |
業界 | SaaSサービス |
使用製品 | Juniper Apstra, QFX10002, QFX5120, EX4300, EX4400, SRX4100, SRX345, Advanced Threat Prevention, Security Director, AP32, AP33, AP41, AP43, Wired Assurance, Wireless(Wi-Fi)Assurance |
地域 | Americas |
57%
ジュニパー初期導入後のネットワークエスカレーションの削減率
89%
ネットワーク変更要求を行う時間の削減率
33%
米国企業のうち、請負業者や外部のコンサルタントを利用している企業(2020年米国国勢調査)
25%
2021年のBeelineの調達サービス事業の成長率
より多くの企業の人材発掘と管理を支援
Beelineは、世界的な人材不足とAIドリブンSaaSの革新的なサービスの提供により、2桁の成長軌道に乗り、勢いをつけています。俊敏性を最大限に活用するために、BeelineはハイブリッドクラウドのIT環境に移行しました。
「弊社が力を入れて取り組んでいるのは、クラウドへの拡張です」とBeelineのインフラストラクチャディレクターであるジェイソン・フィリップ氏は述べています。
この取り組みの一環として、Beelineはオンプレミスのデータセンターを刷新し、ハイブリッド戦略の俊敏性と効率性のメリットを最大限に活用したいと考えました。リモートで働くスタッフが増え、プライベートデータセンター外のデータやアプリケーションの利用が増えているため、Beelineはサイバーセキュリティを強化し、セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)の構築にも着手したいと考えていました。
キャンパスからハイブリッドクラウドまで、よりスマートなネットワークを実現
Beelineは、オフィス内のAIドリブン有線・無線アクセス、データセンターのIPファブリック、エンタープライズWANおよびクラウド接続など、すべてジュニパーで構成されたネットワークを採用しています。
同社は、IPファブリックと自動化により、データセンターのネットワークを一新し、柔軟性、拡張性、制御性を向上させました。Juniper Apstraのインテントベースの自動化ソフトウェアにより、スパインアンドリーフアンダーレイとEVPN-VXLANオーバーレイの導入が簡略化されました。Apstraは、ネットワークの継続的な検証により、信頼性の高いデータセンターの運用をサポートしており、Apstraの強力な分析と根本原因の特定を実現することで、IT部門は迅速に問題を特定し、解決することができます。Beelineは、ファブリックのスパインにジュニパーQFX10002スイッチを、リーフノードにQFX5120スイッチを採用しています。
ジュニパーの脅威認識型ネットワークにより、Beelineはサイバーセキュリティを強化し、お客様のデータプライバシーを保護することができます。Juniper Security Director Cloudの導入は、SASEアーキテクチャへの移行の一環であり、これによってIT部門は分散環境全体のセキュリティを厳密に管理することができます。
侵入検知/防止、URLフィルタリング、コンテンツセキュリティなどの高度なセキュリティサービスを備えたジュニパーSRXファイアウォールが、Beelineのデータセンターとオフィスに次世代の保護を提供し、Juniper Advanced Threat Preventionが、リアルタイムで脅威の検知と緩和を実現しています。
より柔軟な働き方を促進
柔軟性があり、安全で自動化されたジュニパーのネットワークにより、Beelineは、Amazon、Pfizer、サウスウエスト航空など同社の顧客が臨時従業員を調達、雇用、管理するのに役立つ、拡張された従業員管理プラットフォームの開発に集中することができます。
最新のデータセンターを備えたハイブリッドクラウドにより、Beelineは、パフォーマンス、サイバーセキュリティ、データプライバシー制御、コスト面で、最適なITサービス提供を実現することができます。Beelineの従業員は、オンプレミスであれクラウドであれ、自宅からでもオフィスからでも、アプリケーションに簡単にアクセスできます。
「ジュニパーのSoftware-Definedネットワークにより、ネットワークの制御とセグメントを強化することができます」とフィリップ氏は述べています。「強固なセキュリティ管理を維持しながら、買収した企業を当社の環境に簡単に統合することができます」
Juniper Connected Securityは、Beelineのネットワークに脅威を認識させ、防御機能をあらゆる接続ポイントに組み込み、拡張することで、ビジネスクリティカルなトラフィックを通過させます。
「Juniper Security Director Cloudを利用してセキュアエッジを構築することで、新しい拠点を簡単に追加することができ、すべての拠点、ユーザー、アプリケーションへのアクセスを簡素化しながら、優れたユーザーエクスペリエンスを提供できます」とフィリップ氏は述べています。
Mist AI™を採用したJuniper Mist Wired AssuranceとWi-Fi Assuranceのインサイトおよび自動化により、スタッフは、オフィス内のデバイスに高速かつ確実に接続できるようになります。最前線のサポート担当者は、より迅速にトラブルシューティングを行うことができるようになり、インフラストラクチャチームにエスカレートされる問題は少なくなりました。
「Mist AIを利用すれば、ネットワーク内のゴーストをキャッチすることができます」とフィリップ氏は述べています。
2023年2月発行