ジュニパーネットワークス、AIドリブンエンタープライズポートフォリオを拡大
Juniper MistクラウドおよびMist AIを拡張し、EVPN-VXLANのキャンパスファブリック管理とMarvis ActionによるAIOpsを提供
ジュニパーネットワークス(本社:カリフォルニア州サニーベール、NYSE: JNPR)は本日、AIドリブンエンタープライズポートフォリオの新たな機能強化を発表しました。これにより、お客様は無線/有線のキャンパスネットワークの展開や拡張を簡素化し、ネットワーク運用に優れたインサイトと自動化を導入できるようになります。今回強化されたJuniper MistクラウドおよびAIエンジンには、EVPN-VXLANのキャンパスファブリックの管理およびMarvis Actionの拡張が含まれており、ジュニパーネットワークス独自の自動化、AIOps、クラウド活用によって、ITオペレーションの合理化やコスト削減をもたらすと同時に、俊敏性と拡張性を実現します。
AIドリブンエンタープライズに追加された最新機能は、以下の通りです。
- Juniper MistクラウドによるAIドリブンのキャンパスファブリック管理:キャンパスネットワークは独自技術や複雑なL2/L3アーキテクチャを使用することが多く、増え続けるモバイルユーザーやIoTデバイスに求められる要件を満たすように設計されていません。さらに、EVPN-VXLAN技術は、従来のファブリック管理に多くのメリットがある一方、導入や管理が複雑になりがちです。ジュニパーネットワークスは、Juniper Mist Wired AssuranceクラウドサービスによりEVPN-VXLANのキャンパスファブリック管理を可能にし、共通のクラウドとAIOpsのエンジンを通じて有線/無線/WANの管理全体を簡素化します。
ジュニパーネットワークスのEVPN-VXLANファブリックは、キャンパスの有線アクセスやJuniper Mist Wired Assurance、仮想ネットワークアシスタント「Marvis」(VNA)で使われるのと同じプラットフォームを活用し、自動化、インサイト、容易なトラブルシューティングをIT管理者に提供します。このEVPN-VXLANファブリックは、すべての有線アクセス導入、設定、Day 2運用に共通の運用フレームワークを提供するだけでなく、単一のAIドリブンサポートモデルにより、セルフドライビング型の運用と予測可能なアクションで問題を事前に解決します。Juniper Mistクラウドでは、管理者はトポロジーの選択や対象ネットワークの定義、必要な物理接続の特定、正しい基本ポリシーの適用をシームレスに行えます。さらに、お客様は有線LAN、無線LAN、WAN環境にわたって共通の方法で運用できます。これは、クライアントからクラウドまでを網羅するジュニパーネットワークスソリューションの特長です。 - 詳細なインサイトにより、速やかに問題を修復する新たなMarvis Action:Marvis Actionは、Mist AIエンジンから問題の根本原因などのインサイトを取得し、シンプルなダッシュボードで実行可能なアクションを提示します。Marvis Actionは、ジュニパーネットワークスの有線/無線/SD-WANネットワーク全体にシンプルさ、インテリジェンス、容易さをもたらし、お客様はダッシュボードでJuniper Mistネットワークのモニタリングや管理のほぼすべてを行うことができます。
Marvis VNAを2018年に発表して以来、ジュニパーネットワークスは継続的に機能拡張し、設定が誤っているVLANやオフラインのデバイス、規格に準拠していないソフトウェア、DHCP/802.1x/PSKの不具合、ループといった一般的な問題の解決を可能にしてきました。このたび、Marvis VNAのソフトウェアサブスクリプションに含まれる機能を新たに追加し、頻繁に不具合を起こす有線/無線クライアント、ケーブルの不良、アクセスポイント(AP)のカバレッジホール、不適切なWANリンク、不十分なRF容量といった、さらに多くの有線/無線/WANにかかわる問題を検出し、修正を可能にします。
ジュニパーネットワークスは、製品のイノベーションを通じ、幅広い業界にわたって世界中のお客様とパートナーに成果をもたらすことによって、当社のビジョンである「エクスペリエンスファーストネットワーキング」の実行に取り組んでいます。ジュニパーネットワークスは、ガートナー社による2020年度版「Magic Quadrant for Wired and Wireless LAN Access Infrastructure(有線/無線LANアクセス・インフラストラクチャのマジック・クアドラント)」においてリーダーに位置付けられ、実行能力で最高の評価を獲得しました。また、ガートナー社による2021年度版「Magic Quadrant for Indoor Location Services, Global(屋内位置情報サービスのマジック・クアドラント)」では、ビジョナリーに位置付けられています。
参考資料:
- 本件に関するブログ:エクスペリエンスファーストネットワークの次のフェーズへ
- 製品&ソリューション:
o ITネットワーク
o Juniper Mist Wired Assurance
o Juniper Mist Wi-Fi Assurance
o Marvis仮想ネットワークアシスタント - 本リリースはジュニパーネットワークス本社が2021年9月14日(現地時間)付けで発表したニュースリリース(英語)の抄訳版です。
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)
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