データ センター、エキスパート(JNCIE-DC)

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データセンタープログラムにより、高度なデータセンター技術と関連する構成およびトラブルシューティングのスキルを持つことを証明できます。 JNCIE-DCは、データセンター認定資格プログラムの頂点ともいえる認定資格です。

この1日間の実践的なJNCIE-DC試験では、Junosベースのプラットフォームの導入、構成、管理、トラブルシューティングに関する能力を評価します。8時間の実践的な試験で、MXシリーズおよびQFXシリーズの複数のデバイスで構成されるデータセンターネットワークを構築します。すべてのデバイスで、管理機能、Clos IPファブリック、EVPN/VXVLAN、DCI、CoS機能などのシステム設定を行います。

このプログラムには4つの認定資格が含まれます。 

  • JNCIA-DC:データセンター、アソシエイト。詳細は JNCIA-DC をご覧ください。
  • JNCIS-DC:データセンター、スペシャリスト。詳細は JNCIS-DC をご覧ください。
  • JNCIP-DC:データセンター、プロフェッショナル詳細はJNCIP-DCをご覧ください。
  • JNCIE-DC:データセンター、エキスパート詳細は以下のセクションをご覧ください。

試験準備

試験の準備に役立つ以下の資料をお勧めします。なお、これらの資料は必須ではなく、資料を使用したから必ず試験に合格するというわけではありません。

推奨されるトレーニング

試験資料

試験の目的

JNCIE-DC認定資格試験に合格するために必要とされるスキルセットについて簡単にご紹介します。

試験の目的

説明

レイヤー 3 アンダーレイ

コントローラレスデータセンターの受験者には次のような条件が考えられます:

  • ファブリックの構築、導入、トラブルシューティング
  • ルーティングポリシーを使用して、必要なアドレスのみをアドバタイズできるようにする
  • すべての使用可能なリンクを使ってトラフィックを転送する

 

Juniper® Apstraソフトウェアが管理するデータセンターの受験者には次のような条件が考えられます:

  • ファブリックの構築、導入、トラブルシューティング
  • ルーティングポリシーを使用して、必要なアドレスのみをアドバタイズできるようにする
  • カスタムタグを作成および使用する
  • すべてのファブリックデバイス設定をApstraに限定する
  • すべての使用可能なリンクを使ってトラフィックを転送する

オーバーレイ

コントローラレスデータセンターの受験者には次のような条件が考えられます:

  • EBGP または IBGP シグナルのEVPN-VXLANオーバーレイの展開、管理、トラブルシューティングを行う
  • マルチホームおよびシングルホームエンドデバイス間の通信を確立する
  • 複数のレイヤー 2 およびレイヤー 3 テナント環境を構築する
  • 異なるレイヤー 3 テナント間のルーティングを有効にする
  • マルチキャスト通信を設定および最適化する

 

Apstraが管理するデータセンターの受験者には次のような条件が考えられます:

  • EBGP シグナルの EVPN-VXLAN オーバーレイの展開、管理、トラブルシューティングを行う
  • マルチホームおよびシングルホームエンドデバイス間の通信を確立する
  • 複数のレイヤー 3 テナント環境を構築する
  • 異なるレイヤー 3 テナント間のルーティングを有効にする

データ センターの相互接続(DCI)

受験者には次のような条件が考えられます:

  • Juniper Apstra が管理するデータセンターとコントローラレスデータセンター間の DCI ソリューションの導入、管理、トラブルシューティングを行い、タイプ 2 またはタイプ 5 の EVPN ルートを使用して、Apstra コンフィグレットを使用せずにデータセンター間のテナント通信を可能にする
  • シームレスな VXLAN 間ステッチングを使用して、2 つのコントローラレスデータセンター間で DCI ソリューションの展開、管理、トラブルシューティングを行い、データセンター間のテナント通信を可能にする
  • 管理されていないピアデバイスから受信する VXLAN 仮想ネットワーク識別子(VNI)情報を特定する

セキュリティ

受験者には次のような条件が考えられます:

  • データセンターインフラストラクチャとエッジデバイスを保護するセキュリティ機能の展開、管理、トラブルシューティングを行う
  • 不正プロトコルとネットワークからのデバイスアクセスを制限する
  • トラフィックイベントを監視およびログ化する
  • さまざまなスパニングツリーメッセージを監視および追跡し、セキュリティ要件に応じて必要なアクションを取る

サービスクラス(CoS)

受験者には次のような条件が考えられます:

  • リーフノードに接続されたサーバートラフィックの CoS 設定を設定およびトラブルシューティングする

管理

受験者には次のような条件が考えられます:

  • タグとプローブを使用して、重要なサービスを追跡し、特定の条件を満たしたりそれを超えた場合に Apstra 異常をトリガーする
  • カスタム Apstra コンフィグレットを作成および使用する
  • リーフと外部デバイス間のBFD(双方向転送検出)を使用してサブリンク障害検出を可能にする
  • デバイス向けに日付と時刻同期を実装する
  • ローカルおよびリモートシステムロギングを設定する
  • カスタムポートでストリーミングテレメトリを有効にする
  • データセンターで SNMP 監視を使用する

試験の詳細

試験問題は、推奨されるトレーニングと上記の試験資料から出題されます。試験は英語のみです。

試験コード

JPR-981

前提となる認定資格

試験の所要時間

6時間

試験形式

実技ラボ試験

ソフトウェアバージョン

  • vQFX 仮想スイッチ:21.3
  • vSRX 仮想ファイアウォール:20.2
  • vMX仮想ルーター:20.4
  • Apstra バージョン:4.0.2

再認定

ジュニパーの認定資格は3年間有効です。詳しくは、再認定をご覧ください。