QFX5220スイッチ
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クラウドプロバイダおよびネットワーク事業者は、データ センターの増大するEast-Westトラフィックに対応するために、スケールアウト可能なスパイン/リーフ型のIPファブリックアーキテクチャを、ボックス型構成スイッチで構築して導入しています。
QFX5220スイッチは、これらの高速で高密度を求められるスパイン/リーフ型のIPファブリックに最適です。QFX5220は、400GbE、200GbE*、100GbE、50GbE*、40GbE、25GbEおよび10GbEの接続をサポートし、L2、L3およびMPLSなどの優れた機能を提供しています。これにより、クラウドサービスプロバイダおよびネットワーク事業者は、実証されたインターネットスケールの技術に基づいたネットワーク仮想化とインテリジェントなトラフィック転送をサポートする、大規模な次世代IPファブリックの構築を可能としましす。
製品説明
ジュニパーネットワークス® QFX5220スイッチは、次世代ボックス型でありスパイン/リーフ型構成を提供するスイッチです。サーバーやデータセンターファブリックの接続において、柔軟でコスト効率のよい、高いポート収容密度を提供します。400GbE、200GbE*、100GbE、50GbE*、40GbE、25GbEおよび10GbEのインターフェイスを提供します。今日のデータセンター向けに、汎用性が高く、将来性のあるソリューションを実現します。
QFX5220スイッチは、高度なレイヤー2、レイヤー3およびMPLSの機能をサポートします。爆発的に増加する高速化に対応するため高性能サーバーを採用し続ける、大規模パブリッククラウドプロバイダに向けて、QFX5220は、実績あるインターネットスケール技術をベースにした非常に大規模、高密度、高速の400GbE IPファブリックをサポートします。 サーバーファームを10GbEから25GbEに移行する際の投資保護を求める企業のお客様に対しては、QFX5220スイッチは、消費電力が低く小規模なフットプリントで、高ラジックスネイティブな100GbE層リーンスパインオプションを提供します。
2つのQFX5220モデルがあり、さまざまな構成や ユースケースをサポートします。25.6Tbpsの帯域幅を提供する両モデルは、エンタープライズ、HPC、サービスプロバイダ、クラウドデータセンターのスパイン/リーフ型導入に最適な設計となっています。
QFX5220-32CD: QFX5220-32CDは、1Uフォームファクタで32ポートを提供します。高速ポートは、400GbE、200GbE、100GbE、25GbE、40GbEおよび10GbEを含む、多種多様なポート構成をサポートします。QFX5220-32CDは、2つのACまたはDC電源を備えており、すべての電源がある場合には1+1の冗長性を提供し、6個のホットスワップ対応ファンは、ポートからFRUへ(AFO)またはFRUからポートへ(AFI)のエアフローオプションと(5x2+1)+1の冗長性を提供します。
QFX5220-128C: QFX5220-128Cは、4Uフォームファクタで128ポートを提供します。高速ポートは、100GbEや40GbEを含む、多種多様な構成をサポートします。スイッチは、4つのACまたはDC電源を備えており、すべての電源がある場合には2+2の冗長性を提供し、6個のホットスワップ対応ポートからFRUへ(AFO)エアフローファンは、(5x2+1)+1の冗長性を提供します。
両方のQFX5220スイッチモデルには、コントロールプレーンを駆動するIntel XeonD-1500プロセッサが含まれており、ジュニパーネットワークスのJunos®OS Evolvedオペレーティングシステムソフトウェアを使用します。
製品の特長
QFX5220 は、以下の機能を搭載しています。現在の機能については、仕様セクションを参照してください。
ネイティブ400 GbE 構成
QFX5220-32CDは、1Uフォームファクタで32ポートを提供します。高速ポートは、100GbEや400GbEを含む、多種多様な構成をサポートします。
高密度構成
QFX5220スイッチは、高密度ファブリック導入に最適です。QFX5220-32CDは、400GbE、100GbEまたは40GbEの32ポートのオプションを提供します。QFX5220-128Cは、128個のQSFP28 100GbEポートまたは64個の40GbE QSFPポートのオプションを提供します。
柔軟な接続オプション
QFX5220は、サーバーおよびイントラファブリック接続にお客様が選択されたインターフェース速度を供給し、導入の汎用性と投資保護を提供します。
- 豊富な自動化機能:QFX5220は、ゼロタッチプロビジョニング(ZTP)や操作とイベントのスクリプト、自動ロールバック、Pythonスクリプトなど、数多くのネットワーク自動化機能およびプラグアンドプレイ運用機能をサポートしています。
- Junos OS Evolvedの高度な機能:QFX5220スイッチは、BGPアドパス、MPLS、L3 VPN、RoCEv2、マルチキャスト機能などの機能をサポートします。
- Junos OS Evolvedソフトウェアアーキテクチャ:QFX5220は、モジュール式のJunos OS Evolvedソフトウェアアーキテクチャをサポートしており、スイッチの制御およびデータプレーンのプロセスと機能の並行動作を可能にして、高性能なクアッドコアCPUを最大限に使用できます。また、スイッチダウンなしでシームレスなコンポーネントアップグレード、そしてコンテナ化をサポートしており、LXCやDockerを使用したアプリケーションの導入を可能にします。
デプロイメント・オプション
QFX5220-32CDは、クラウドデータセンターのユニバーサルデバイスとして導入可能で、100GbEサーバーアクセスと400GbEスパイン/リーフ構成をサポートし、単一のデバイスをネットワーク全体の複数のレイヤーで使用することで、データセンターの運用を最適化できます(図1を参照)。
QFX5220-128Cは、高ラジックス100GbE層リーンスパインスイッチで、これらの環境で10GbEおよび25GbEトップオブラックスイッチを集約するのに最適化されています。多くのクラウド、サービスプロバイダ、データセンター、企業ネットワークは、増大する需要に対応するために100GbEを導入しています。図2および図3は、QFX5220-128Cをリーンスパインとして使用した複数のケースを示しています。
アーキテクチャと主要コンポーネント
QFX5220は、L3ファブリックやL2ネットワークで使用できます。導入ニーズに最も適したアーキテクチャを選択し、時間と共に変化する要件にあわせてアーキテクチャを簡単に適応させ、進化させることができます。QFX5220は、これら2種類のスイッチングアーキテクチャの共通構成要素となり、データセンター事業者は、自由にクラウドネットワークを構築することができます。
- レイヤー 3 ファブリック:スケールアウトデータセンターを構築したいお客様には、レイヤー3のスパイン/リーフ型Closファブリックが、予測可能なノンブロッキングパフォーマンスと拡張性を提供します。QFX5220スイッチをリーフデバイスとして、ジュニパーネットワークスのQFX10000シリーズのスイッチをスパインとして構築された2層ファブリックは、単一ファブリックで最大128個の40GbEポートまたは128個の25GbEおよび/または10GbEサーバーポートをサポートするように拡張可能です。IPファブリックを構築する際に最も複雑な作業のひとつは、IPアドレス、BGP自律システム番号、ルーティングポリシー、ループバックアドレスの割り当てなど、実装の詳細をすべて割り当てることです。大規模な IP ファブリックの作成を自動化することも同様に難しい作業です。この課題に対処するために、ジュニパーはデータセンターにおけるIPファブリックの作成を自動化する無料のオープンソースツールを提供することを目的とした、OpenClosプロジェクトを立ち上げました。OpenClosは、GitHubのオープンソース・プロジェクトとして開発されたPythonスクリプト群で、データセンターの形状とサイズを示す一連の入力を受けて、スイッチの設定ファイルとケーブル配線計画を作成します
Junos OS Evolvedは、高度な機能とバグ修正速度を保証し、システムステートへのファーストクラスのアクセスを提供します。お客様は、DevOpsツール、コンテナ化されたアプリケーション、管理エージェント、専門的なテレメトリエージェントなどを利用することができます。
管理、監視、および分析
データセンターのファブリック・マネジメント:ジュニパー® Apstraは、インテントベースのネットワーク設計により、通信事業者をサポートします
データセンターサービスを実現するために必要な変更を、迅速、正確、かつ一貫して提供できるようにします。オペレーターは、内蔵された保証機能と分析機能を活用することで、運用段階におけるオペレーションに関する問題を迅速に解決することができます。
Apstraの主な特徴は以下の通りです:
- 自動化されたデプロイメントおよびゼロタッチ・デプロイメント
- 継続的なファブリックの検証
- ファブリックのライフサイクル・マネジメント
- 高度なテレメトリを用いたトラブルシューティング
Apstraの詳細については、「Juniper Apstra」を参照してください。
特長とメリット
- 自動化とプログラマビリティ:QFX5220は、運用およびイベントスクリプトやZTPなど、多数のネットワーク自動化機能をサポートします。
- クラウドレベルの拡張性とパフォーマンス:QFX5220は、クラス最高のクラウドスケールL2/L3導入を、750ナノ秒の低遅延、そして優れた拡張性とパフォーマンスでサポートします。8192のMAC(メディアアクセスコントロール)アドレスおよびARP(アドレス解決プロトコル)学習をサポートするL2が含まれており、1秒あたり500フレームで最大32,000エントリまで拡張します。また、336,000のLPM(最長プレフィクス一致)ルートおよびIPv4の380,000のホストルートをサポートするL3も含まれています。さらに、QFX5220は、IPv6で130,000のLPMルートと130,000のホストルート、128ウェイのEqual Cost Multipath(ECPM)ルート、および768(ingress)と2558†(egress)に完全一致するフィルタリングルールをサポートするフィルターを搭載しています。QFX5220は、最大128個のリンクアグリゲーショングループ、4096VLAN、そして9216バイトのジャンボフレームをサポートします。Junos OS EvolvedにはCLIから設定可能なオプションが用意されているので、各QFX5220をさまざまな導入シナリオに合わせて最適化できます。
- MPLS:QFX5220は、L3VPN、RSVPトラフィックエンジニアリング、およびLDPなどの幅広いMPLS機能をサポートし、標準ベースのマルチテナントや、フロー単位のSLA(サービス水準合意)によるネットワーク仮想化を大規模にサポートします。QFX5220は、小規模な環境では、低遅延のMPLSラベルスイッチングルーター(LSR)やMPLSプロバイダ エッジ(PE)ルーターとして導入することも可能です。QFX5220は、ジュニパーネットワークスのQFX5100およびQFX5200スイッチとともに、業界で最もコンパクトで低遅延、高密度、低電力のスイッチファミリーであり、MPLS機能セットを提供します。
- IEEE 1588 PTPバウンダリークロック、ハードウェアのタイムスタンプ付き*:IEEE 1588 PTP トランスペアレント/バウンダリークロックは、QFX5220でサポートされており、今日のデータセンターネットワークにおける、正確で精密なサブマイクロ秒のタイミング情報を可能にします。さらに、QFX5220は、ハードウェアのタイムスタンプをサポートします。PTP(Precision Time Protocol)パケットのタイムスタンプは、PHY(物理的)レベルで、オンボードFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)によってキャプチャされ、挿入されます。
- データパケットタイムスタンプ*:オプションのデータパケットタイムスタンプ機能が有効になっている場合、QFX5220スイッチを介して流れる選択されたパケットは、回復されたPTPクロックへの参照でタイムスタンプされます。これらのパケットをネットワーク内のノードから受け取る場合、パケットタイムスタンプ情報は、詳細な分析のために監視ツールにミラーリング可能で、遅延を生じるボトルネックを特定するのを手助けします。この情報は、金融取引、ビデオストリーミング、調査機関などの特定のビジネス取引で必要とされる法律やコンプライアンスを目的とした、ネットワークパフォーマンス分析と記録保管にも役立ちます。
- RoCEv2: QFX5220 は、データやストレージのトラフィックをイーサネットで伝送できるスイッチとして、細分化されたフラッシュストレージアレイを搭載したサーバーや、NVMe対応のストレージエリアネットワーク(SAN)との間に、IEEEデータセンターブリッジング(DCB)の統合型ネットワークを提供します。QFX5220 はフル機能の DCB を実装し、SAN および LAN の管理チームにトップオブラック スイッチの強力な監視機能を提供することで、管理対象領域を明確に分担することができます。プライオリティベースのフロー制御(PFC)や DCBX(Data Center Bridging Capability Exchange)などの、RoCEv2(イーサネット統合型RDMAバージョン2)転送スイッチの機能が、デフォルトソフトウェアの一部として組み込まれています。
- Junos OS Evolved:Junos OS Evolvedは、Linuxネイティブのオペレーティングシステムであり、独立した機能コンポーネントのモジュール設計を組み込んで、システムを運用したままで、個々のコンポーネントを個別にアップグレードすることができます。コンポーネントの障害は関連する特定のコンポーネント部分に制限され、デバイス全体をダウンさせることなく、その特定のコンポーネントをアップグレードして再起動することで、修正可能です。
- 保持状態:状態とは、物理的および論理的なエンティティに関連して保持されている情報またはステータスです。運用状態と構成の両方の状態、コミットされた構成、インターフェイスの状態、ルート、ハードウェアの状態、およびDDS(分散データストア)と呼ばれる一元的なデータベースに保管されているものが含まれます。状態情報は永続的に維持され、システム全体に共有されており、再起動時に提供されます。
- 機能サポート:ルーティング、ブリッジング、管理ソフトウェア、管理プレーンインターフェイスなどの主要なネットワーク機能、そしてCLI、NETCONF、Juniper Extension Toolkit (JET)、Junos Telemetry Interface (JTI)と基礎となるデータモデルなどのAPIは、すべて、Junosがサポートするものと同様です。これにより、互換性を保証し、Junos OS Evolvedへの移行を容易にします。
Junos Telemetry Interface
QFX5220 は、複雑で動的なデータセンターでのパフォーマンスのモニタリングを提供する最新のテレメトリストリーミングツールである、Junos Telemetry Interface(JTI)をサポートしています。パフォーマンス管理システムへデータをストリーミングすると、ネットワーク管理者は、リンクとノードの使用率の傾向を測定し、ネットワークの輻輳などの問題をリアルタイムでトラブルシューティングできます。
JTIは、次のサービスを提供します:
- データを収集してストリーミングし、アプリケーションとネットワークを通過するワークロードフローのパスを分析するセンサーのプロビジョニングにより、アプリケーションの可視性とパフォーマンス管理を実現
- ホットスポットをプロアクティブに検出し、遅延とマイクロバーストを監視することにより、容量計画と最適化を実行
- 高頻度モニタリングと、オーバーレイ ネットワークとアンダーレイ ネットワークの関連付けにより、トラブルシューティングと根本原因の分析を実行
仕様
ハードウェア
仕様 | QFX5220-32CD | QFX5220-128C |
システム スループット | 最大25.6 Tbps(双方向) | 最大25.6 Tbps(双方向) |
転送能力 | 8B (pps) | 8B (pps) |
ポート密度 | QSFP56-DD 400GbEを32ポート | QSFP28 100GbEを128ポート |
SFP+/SFP28 | インバンドネットワーク管理用の2SFP+トランシーバーポート | インバンドネットワーク管理用の2SFP+トランシーバーポート |
仕様 | QFX5220-32CD | QFX5220-128C |
外形寸法 (幅 x 高さ x 奥行き) |
17.26 x 1.72 x 21.1インチ (43.8 x 4.3 x 53.59 cm) |
17.26 x 6.88 x 29インチ |
ラック ユニット | 1U | 4U |
重量 | 11.11 kg(24.5ポンド)電源とファンはインストール済 | 44.44 kg(98ポンド)4個の電源と6個のファントレイはインストール済み |
オペレーティング システム | Junos Evolved(Junos EVO) | Junos Evolved(Junos EVO) |
CPU | Intel Xeon D-1518 | Intel Xeon D-1518 |
電力 |
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冷却 |
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合計パケット バッファー | 64MB | 64MB |
推奨ソフトウェアバージョン | Junos OS Evolved 19.2R1およびそれ以降 | Junos OS Evolved 19.3R1およびそれ以降 |
保証 | ジュニパー標準 1 年保証 | ジュニパー標準 1 年保証 |
ソフトウェア
- システム当たりの MAC アドレス数:8192
- VLAN ID の数:3968 (QFX5220-32CD) 3952 (QFX5220-128C)
- リンク アグリゲーション グループ(LAG)の数:128
- LAG 当たりのポート数:64
- ファイアウォール フィルター数:
- イグレス:RACL(Routed ACL)、VACL(VLAN ACL)、PACL(Port ACL)ルール x 768
- イグレス:2558† RACL; 512 VACLおよびPACLルール
- IPv4 ユニキャスト ルート数:380,000プレフィックス、380,000ホストルート
- IPv6 ユニキャスト ルート数:130,000プレフィックス、130,000ホストルート
- アドレス解決プロトコル(ARP)エントリーの数:32,000
- GRE(一般ルーティングのカプセル化)トンネル数:2000
- MPLS ラベル数:16,000
- ジャンボ フレーム:9216バイト
- トラフィック ミラーリング
- スイッチ当たりのミラーリング宛先ポート数:4
- 最大ミラーリング セッション数:4
- スイッチ当たりのミラーリング宛先 VLAN 数:4
レイヤー 2 の特長
- STP-IEEE 802.1D(802.1D-2004)*
- RSTP(ラピッドスパニングツリープロトコル)(IEEE802.1w)、MSTP(IEEE802.1s)*
- BPDU(ブリッジプロトコルデータユニット)保護*
- ループ保護*
- ルート保護*
- RSTPとVSTPの同時実行*
- VLAN - IEEE 802.1Q VLAN トランキング
- RVI(Routed VLAN Interface)
- ポートベース VLAN
- MACアドレスフィルタリング*
- インターフェイスへの静的 Mac アドレスの割り当て
- MAC 学習の無効化
- リンク アグリゲーションおよびリンク アグリゲーション コントロール プロトコル(LACP)(IEEE 802.3ad)
- ed IEEE 802.1AB LLDP(Link Layer Discovery Protocol)
リンク アグリゲーション
- LAG 負荷共有アルゴリズム - ブリッジドまたはルーテッド(ユニキャスト/マルチキャスト)トラフィック
- IP:SIP(Session Initiation Protocol)、DIP(Dynamic Internet Protocol)、TCP/UDP ソース ポート、TCP/UDP 宛先ポート
- L2 および非 IP:MAC SA、MAC DA、イーサタイプ、VLAN ID、送信元ポート
レイヤー 3 の特長
- スタティック ルーティング
- OSPF v1/v2
- OSPF v3
- フィルターベースのフォワーディング
- 仮想ルーター冗長プロトコル(VRRP)*
- IPv6
- 仮想ルーター
- ループフリーの代替ルート(LFA)
- BGP (アドバンスド サービスまたはプレミアム サービス ライセンス)
- IS-IS(アドバンスド サービスまたはプレミアム サービス ライセンス)
- Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) v4/v6 リレー
- VR 対応 DHCP
- GREトンネルでIPv4/IPv6(デキャップ/エンキャップを備えたインターフェースベースのみ)
マルチキャスト*
- Internet Group Management Protocol (IGMP) v1/v2
- Multicast Listener Discovery (MLD) v1/v2
- IGMP プロキシ、クエリア
- IGMP v1/v2/v3スヌーピング
- PIMサポート; PIM-SM、PIM-SSM、PIM-DM、PIM-Bidir*
- MLD スヌーピング
- PIMサポート; PIM-SM、PIM-SSM、PIM-DM、PIM-Bidir*
- MSDP(マルチキャストソースディスカバリープロトコル)*
セキュリティおよびフィルター
- セキュアなインターフェイス ログインとパスワード
- RADIUS
- TACACS+
- 受信/送信フィルター:ポートフィルター、VLANフィルター、およびルーティッドフィルター(管理ポートフィルター、コントロールプレーン保護用のループバックフィルターを含む)を許可および拒否します
- フィルター動作:ロギング、システム ロギング、拒否、インターフェイスへのミラーリング、カウンター、転送クラスの割り当て、許可、ドロップ、ポリサー、マーク
- SSHv1、v2
- スタティック ARP サポート
- ストーム制御、ポートエラーの無効化、および自動リカバリー*
- 制御プレーン DoS 防御
サービス品質(QoS)
- L2およびL3のQoS:分類、書き換え、キューイング
- レート制限:
- 受信ポリシング:1 レート 2 カラー、2 レート 3 カラー
- 送信ポリシング:ポリサー、ポリサーのマーク ダウン アクション
- イグレスシェーピング:1台あたりのキュー数、ポート数
- ポート当たりのハードウェア キュー:10(ユニキャスト x 8 + マルチキャスト x 2)
- 絶対優先キューイング(Strict priority queuing)、SDWRR(Smoothed Deficit Weighted Round-Robin)、WRED(Weighted Random Early Detection)
- 802.1p リマーキング
- レイヤー2の分類基準:インターフェイス、MACアドレス、イーサタイプ、802.1p、VLAN
- 輻輳回避機能:WRED、ECN
- Trust IEEE 802.1p(受信)
- ブリッジングされたパケットのリマーキング
- 設定可能な共有バッファーとバッファーのモニタリング
MPLS(プレミアム サービス ライセンス)
- Static label-switched paths (LSPs)
- RSVP ベースの LSP シグナリング
- RSVPベースのLSPシグナリング
- LDP トンネリング(LDP over RSVP)
- MPLS CoS(Class of Service)*
- MPLS ACL(アクセスコントロールリスト)/ポリサー*
- MPLS LSR サポート
- IPv4 L3 VPN(RFC 2547、4364)
- MPLS高速再ルート(FRR)
DCB(データ センター ブリッジング)*
- プライオリティベースのフロー制御(PFC) — IEEE 802.1Qbb
- DCBX(データセンターブリッジングエクスチェンジプロトコル)*
高可用性
- Bidirectional Forwarding Detection(BFD)
- UFD(アップリンク障害検出)*
可視化と分析
- SPAN(Switched Port Analyzer)
- RSPAN(Remote SPAN)
- ERSPAN(Encapsulated Remote SPAN)
- sFlow v5
- Junos Telemetry Interface
管理および運用
- Contrail Networking*
- ロールベースの CLI 管理およびアクセス
- コンソール、Telnet、SSH 経由の CLI
- 拡張 ping および traceroute
- Junos OS Evolved設定レスキューおよびロールバック
- イメージ ロールバック
- SNMP v1/v2/v3
- Junos OS Evolved XML管理プロトコル
- 高頻度の統計情報収集
- 自動化およびオーケストレーション
- ZTP(ゼロタッチ プロビジョニング)
- Python
- Junos OS Evolvedイベント、コミット、およびOPスクリプト
標準コンプライアンス
IEEE 規格
- IEEE 802.1D
- IEEE 802.1w
- IEEE 802.1
- IEEE 802.1Q
- IEEE 802.1p
- IEEE 802.1ad
- IEEE 802.3ad
- IEEE 802.1AB
- IEEE 802.3x
- IEEE 802.1Qbb*
- IEEE 802.1Qaz
T11標準
- INCITS T11 FC-BB-5
RFC
- RFC 768 UDP
- RFC 783 Trivial File Transfer Protocol(TFTP)
- RFC 791 IP
- RFC 792 ICMP
- RFC 793 TCP
- RFC 826 ARP
- RFC 854 Telnet client and server
- RFC 894 IP over Ethernet
- RFC 903 RARP
- RFC 906 TFTP Bootstrap
- RFC 951 1542 BootP
- RFC 1058 Routing Information Protocol
- RFC 1112 IGMP v1
- RFC 1122 Host requirements
- RFC 1142 OSI IS-IS Intra-domain Routing Protocol
- RFC 1256 IPv4 ICMP Router Discovery(IRDP)
- RFC 1492 TACACS+
- RFC 1519 Classless Interdomain Routing(CIDR)
- RFC 1587 OSPF not-so-stubby area(NSSA)Option
- RFC 1591 Domain Name System(DNS)
- RFC 1745 BGP4/IDRP for IP—OSPF Interaction
- RFC 1772 Application of the Border Gateway Protocol in the Internet
- RFC 1812 Requirements for IP Version 4 routers
- RFC 1997 BGP Communities Attribute
- RFC 2030 SNTP, Simple Network Time Protocol
- RFC 2068 HTTP server
- RFC 2131 BOOTP/DHCP Relay Agent and Dynamic Host
- RFC 2138 RADIUS Authentication
- RFC 2139 RADIUS Accounting
- RFC 2154 OSPF w/Digital Signatures (password, MD-5)
- RFC 2236 IGMP v2
- RFC 2267 Network Ingress Filtering
- RFC 2328 OSPF v2(Edge Mode)
- RFC 2338 VRRP
- RFC 2362 PIM-SM(edge mode)
- RFC 2370 OSPF Opaque link-state advertisement (LSA) Option
- RFC 2385 Protection of BGP Sessions via the TCP Message Digest 5 (MD5) Signature Option
- RFC 2439 BGP Route Flap Damping
- RFC 2474 Definition of the Differentiated Services Field in the IPv4 and IPv6 Headers
- RFC 2597 Assured Forwarding PHB(per-hop behavior)Group
- RFC 2598 An Expedited Forwarding PHB
- RFC 2697 A Single Rate Three Color Marker
- RFC 2698 A Two Rate Three Color Marker
- RFC 2796 BGP Route Reflection—An Alternative to Full Mesh IBGP
- RFC 2918 Route Refresh Capability for BGP-4
- RFC 3065 Autonomous System Confederations for BGP
- RFC 3376 IGMP v3 (source-specific multicast include mode only)
- RFC 3392 Capabilities Advertisement with BGP-4
- RFC 3446, Anycast RP
- RFC 3569 Source-specific multicast (SSM)
- RFC 3618 MSDP
- RFC 3623 Graceful OSPF Restart
- RFC 4271 Border Gateway Protocol 4(BGP-4)
- RFC 4360 BGP Extended Communities Attribute
- RFC 4456 BGP Route Reflection: An Alternative to Full Mesh Internal BGP(IBGP)
- RFC 4486 Subcodes for BGP Cease Notification Message
- RFC 4724 Graceful Restart Mechanism for BGP
- RFC 4812 OSPF Restart Signaling
- RFC 4893 BGP Support for Four-octet AS Number Space
- RFC 5176 Dynamic Authorization Extensions to RADIUS
- RFC 5396 Textual Representation of Autonomous System (AS) Numbers
- RFC 5668 4-Octet AS Specific BGP Extended Community
- RFC 5880 Bidirectional Forwarding Detection(BFD)
- Configuration Protocol (DHCP) server
MIB
- RFC 155 SMI
- RFC 1157 SNMPv1
- RFC 1212, RFC 1213, RFC 1215 MIB-II, Ethernet-Like MIB and TRAPs
- RFC 1850 OSPFv2 MIB
- RFC 1901 Introduction to Community-based SNMPv2
- RFC 2011 SNMPv2 for Internet protocol using SMIv2
- RFC 2012 SNMPv2 for transmission control protocol using SMIv2
- RFC 2013 SNMPv2 for user datagram protocol using SMIv2
- RFC 2233, The Interfaces Group MIB using SMIv2
- RFC 2287 System Application Packages MIB
- RFC2570インターネット標準ネットワーク管理フレームワークバージョン3のご紹介
- RFC 2571 An Architecture for describing SNMP Management Frameworks(read-only access)
- RFC 2572 Message Processing and Dispatching for the SNMP(read-only access)
- RFC 2576 Coexistence between SNMP Version 1, Version 2, and Version 3
- RFC 2578 SNMP Structure of Management Information MIB
- RFC 2579 SNMP Textual Conventions for SMIv2
- RFC 2580 Conformance Statements for SMIv2
- RFC 2665 Ethernet-like interface MIB
- RFC 2787 VRRP MIB
- RFC 2790 Host Resources MIB
- RFC 2819 RMON MIB
- RFC 2863 Interface Group MIB
- RFC 2932 IPv4 Multicast MIB
- RFC 3410 Introduction and Applicability Statements for Internet Standard Management Framework
- RFC 3411 An architecture for describing SNMP Management Frameworks
- RFC 3412 Message Processing and Dispatching for the SNMP
- RFC 3413 Simple Network Management Protocol
- SNMPv3のRFC3414ユーザーベースのセキュリティモデル(USM)
- RFC 3415 View-based Access Control Model(VACM)for the SNMP
- RFC 3416 Version 2 of the Protocol Operations for the SNMP
- RFC 3417 Transport Mappings for the SNMP
- RFC 3418 Management Information Base(MIB)for the SNMP
- RFC 3584 Coexistence between Version 1, Version 2, and Version 3 of the Internet Standard Network Management Framework
- RFC 3826 The Advanced Encryption Standard (AES) Cipher Algorithm in the SNMP User-based Security Model
- RFC 4188 Definitions of Managed Objects for Bridges
- RFC 4318 Definitions of Managed Objects for Bridges with Rapid Spanning Tree Protocol
- RFC 4363b Q-Bridge VLAN MIB
動作環境
パラメーター | QFX5220-32CD | QFX5220-128C |
動作時温度 | 0~40℃(32~104°F) | 0~40℃(32~104°F) |
保管時温度 | -40~158°F | -40~158°F |
動作時高度 | 最大1828.8メートル(6000フィート) | 最大1828.8メートル(6000フィート) |
動作時相対湿度 | 5~90%(結露しないこと) | 5~90%(結露しないこと) |
非動作時相対湿度 | 5~95%(結露しないこと) | 5~95%(結露しないこと) |
耐震性 | Designed to meet GR-63, Zone 4 earthquake requirements | Designed to meet GR-63, Zone 4 earthquake requirements |
最大熱出力
パラメーター | QFX5220-32CD | QFX5220-128C |
最大消費電力 | 115-127 V: 973 W; 220-240 V: 958 W | 115-127 V: 2023 W; 220-240 V: 1990 W |
標準消費電力量 | 115-127 V: 730 W; 220-240 V: 775 W | 115-127 V: 1433 W; 220-240 V: 1394 W |
安全性/コンプライアンス
安全規格
- CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1 Information Technology Equipment—Safety
- UL 60950-1 Information Technology Equipment—Safety
- EN 60950-1 Information Technology Equipment—Safety
- IEC 60950-1 Information Technology Equipment—Safety(国ごとの違いに対応)
- EN 60825-1 Safety of Laser Products—Part 1: Equipment Classification
セキュリティ
- FIPS/CC*
- TAA*
電磁気適合性
- 47 CFR Part 15, (FCC) Class A
- ICES-003 Class A
- EN 55022/EN 55032, Class A
- CISPR 22/CISPR 32, Class A
- EN 55024
- CISPR 24
- EN 300 386
- VCCI Class A
- AS/NZS CISPR 32, Class A
- KN32/KN35
- BSMI CNS 13438, Class A
- EN 61000-3-2
- EN 61000-3-3
- ETSI
- ETSI EN 300 019:Environmental Conditions & Environmental Tests for Telecommunications Equipment
- ETSI EN 300 019-2-1 (2000)—Storage
- ETSI EN 300 019-2-2 (1999)—Transportation
- ETSI EN 300 019-2-3(2003)- 天候から保護された場所での固定使用
- ETSI EN 300 019-2-4(2003)- 天候から保護されていない場所での固定使用
- ETS 300753 (1997)—Acoustic noise emitted by telecommunications equipment
環境規制
有害物質の使用制限(RoHS)6/6
シルバーPSU効率
リサイクル材
WEEE(Waste Electronics and Electrical Equipment)
化学物質の登録、評価、認可、制限に関する規則(REACH)
中国版 RoHS(有害物質の使用制限)
Telco
- Common Language Equipment Identifier(CLEI)コード
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注文情報
製品番号 | 説明 |
ハードウェア | |
QFX5220-32CD-AFI | QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、32QSFP-DD/QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、2個のAC電源、背面から前面へのエアフロー |
QFX5220-32CD-AFO | QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、32QSFP-DD/QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、2個のAC電源、前面から背面へのエアフロー |
QFX5220-32CD-D-AFI | QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、32QSFP-DD/QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、2個のDC電源、背面から前面へのエアフロー |
QFX5220-32CD-D-AFO | QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、32QSFP-DD/QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、2個のDC電源、前面から背面へのエアフロー |
QFX5220-128C-AFO | QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、128QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、4個のAC電源、前面から背面へのエアフロー |
QFX5220(ベースソフトウェアを備えたハードウェア)、128QSFP+/QSFP28ポート、冗長ファン、4個のDC電源、前面から背面へのエアフロー | |
JPSU-1600W-1UACAFI | QFX5220-32CD-AFI 1U AC電源ユニット |
JPSU-1600W-1UACAFO | QFX5220-32CD-AFO 1U AC電源ユニット |
JPSU-1600W-1UDCAFI | QFX5220-32CD-D-AFI 1U DC電源ユニット |
JPSU-1600W-1UDCAFO | QFX5220-32CD-D-AFO 1U DC電源ユニット |
QFX5220-32CD-4PRMK | QFX5220-32CD用4ポストラックマウントキット |
RKMT-4PST-4U | QFX5220-128C用4ポストラックマウントキット |
QFX5220-32CD-FANAI | QFX5220-32CD用背面から前面へのエアフローファンのAFI(エアフローイン) |
QFX5220-32CD-FANAO | QFX5220-32CD用前面から背面へのエアフローファンのAFO(エアフローアウト) |
QFX5220-128C-FANAO | QFX5220-128C用前面から背面へのAFO(エアフローアウト) |
QFX5220-14I-EMI-DR | QFX5220-128C 14 in. EMIドア |
光モジュール + トランシーバ | |
QDD-400G-DAC-1M | QSFP56-DD 400GbE DAC 1M |
QDD-400G-DAC-2P5M | QSFP56-DD 400GbE DAC 2.5M |
QDD-4x100G-FR | QSFP-DD 100GBASE-FR x 4 ブレイクアウト1310nm PAM4トランシーバーモジュール、範囲2km |
QDD-400G-DR4 | QSFP-DD 400GBASE-DR4、100GBASE-DR x 4 1310nm PAM4トランシーバーモジュール、範囲500m |
QDD-400G-FR4 | QSFP-DD 400GBASE-FR4 1310nm PAM4トランシーバーモジュール、範囲2km |
QDD-400G-AOC-XM | 400GbE QSFP56-DD XMのアクティブ光ケーブル(X=1、3、5、7、10、15、20、30) |
JNP-100G-4x25G-1M | 100GbE QSFP28から25GbE x 4 SFP28パッシブダイレクトアタッチ銅ブレイクアウトケーブル、長さ:1 m |
JNP-100G-4x25G-3M | 100GbE QSFP28から25G x 4 SFP28パッシブダイレクトアタッチ銅ブレイクアウトケーブル、長さ:3 m |
JNP-QSFP-100G-BXSR* | 100GbE SR双方向QSFPトランシーバー、LC、100M、OM4マルチモード光ファイバー(MMF) |
ソフトウェアライセンスSKU | |
S-QFX5K-C3-A1-X(X=3,5) | QFX5220-32CD/QFX5220-128C用ベースL3ソフトウェアサブスクリプション(X年間、X=3,5)ライセンス |
S-QFX5K-C3-A2-X(X=3,5) | QFX5220-32CD/QFX5220-128C用高度なソフトウェアサブスクリプション(X年間、X=3,5)ライセンス |
S-QFX5K-C3-P1-X(X=3,5) | プレミアムソフトウェアサブスクリプション(X年間、X=3,5)QFX5220-32CD/QFX5220-128C用ライセンス |
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用を大幅に簡素化し、エンドユーザーに優れたエクスペリエンスを提供することを目指しています。業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供する当社のソリューションで、真のビジネス成果をもたらします。つながりを強めれば、人々の絆がより深まり、幸福、持続可能性、平等という世界最大の課題を解決できるとジュニパーは信じています。
1000653 - 006 - EN OCT 2021