このMistプライバシー要約 は、ジュニパーネットワークスのプライバシ通知を補足するものです。

はじめに

Juniper Mistは、エンドユーザがその企業の従業員であるか、ネットワークにアクセスするサードパーティゲストであるかに関わらず、エンドユーザの有線および無線インターネット接続を企業が管理および拡張できるようにするサブスクリプション形式のクラウドサービスです。Juniper Mistの機能と機能のより詳細な情報については、Mistクラウドサービスの説明（「CSD」）を参照してください。本プライバシー要約で使用されているものの、定義されていない大文字の用語は、CSDに規定されている意味を有します。

Juniper Mistは、デフォルトでデータ保護が含まれるように設計されています。すべての情報処理は、データ保護法に則ったジュニパープライバシー通知に従って行われます。

データ保護法

ジュニパーは、世界で適用されるプライバシー法に従って個人データを保護することに取り組んでおり、世界規模のデータ保護プログラムを実装しています。

ヨーロッパのデータ保護法

ジュニパーは、GDPRの下でデータコントローラとなるMistのお客様に代わって、デバイスデータを処理するデータプロセッサです。

ジュニパーでは、以下のデータ保護原則を組み込んでMistを構築しています。

• 均勢、公正性、透明性：処理は、お客様とジュニパーが締結した契約に従って行われます。ジュニパーは、Mistに関する透明性の高い情報を提供するドキュメントを提供します。この情報は、エンドユーザに通知を提供するかどうか、あるいはエンドユーザから同意を得るかどうかの評価をするお客様をサポートするためのものです。Mistは、お客様がエンドユーザに通知を提示したり、エンドユーザが条件に同意または拒否できるようにする機能を提供します。  
• 目的の制限：ジュニパーはMistを提供するにあたり、お客様の指示に従ってデバイスデータを処理します。 
• データの最小化：デフォルトでは、Mistはネットワークパフォーマンスと接続上の問題とサポートリクエストのトラブルシューティングを予測し、対処するために必要な情報を収集します。Mist Cloudのキャプティブポータルを使用する場合、お客様は通常、お客様のエンドユーザがMistアクセスポイントに接続する際に一部のMistサービスでエンドユーザから収集するデバイスデータの種類と量を設定することができます。 
• ストレージの制限：ジュニパーは、CSDの「データ保持」セクションの記載に従って、デバイスデータの保持を制限しています。 
• 完全性と機密性：Mistは、CSDの「データセキュリティ」セクションの記載に従って、デバイスデータを保護するために、堅牢なセキュリティ対策を採用しています。
• データの移植性：お客様は、Mistダッシュボードから、または該当するサービスに従ってジュニパーのAPIまたはその他のツールを使用して、選択したデータのコピーをダウンロードできます。Premium Analyticsサービスから作成されたレポートは、お客様がダウンロードできます。
• データ主体の要望：Mistは、お客様がMist Cloudサービスダッシュボードを通して一部のデータ主体からの要望を自身で実現できるようにしており、その他の要望については、ジュニパーがお客様をサポートします。

国際データ転送

データがホストされる場所については、CSDの「データの場所」セクションを参照してください。

ジュニパーは、欧州連合標準契約条項に定められている、国際間データ転送の保護に準拠しています。

米国のデータプライバシー法

ジュニパーが米国のプライバシー法にどのように対処しているかについては、ジュニパーのプライバシー通知–米国補足資料を参照してください。

世界規模でのアプローチ

ジュニパーの「ジュニパー製品およびサービスに関するお客様のデータ保護とプライバシーの附属書」（以下「DPA」）は、お客様を対象としたジュニパーのデータ処理合意書です。 

DPAには、欧州委員会の標準契約条項（SCC）と、世界中の他のデータプライバシー法とデータ保護法で求められる規約が組み込まれています。