Customer Success Story
400GがXL Axiataが実施するインドネシアのデジタル経済の加速に貢献
高速インターネットは、2025年までにインドネシアのGDPに1,500億ドルもの貢献をすることで、インドネシア経済を活性化させることが期待されています。XL Axiataは、急速に高まるデジタルサービスへの需要に対応するために、家庭に5Gとファイバーを展開するにあたり 、Juniper 400Gソリューションで全国ネットワークをアップグレードしています。
400G
コアネットワークを拡張して、家庭への5Gとファイバー提供をサポート
簡素化
ネットワークの俊敏性、管理性、アプリケーション認識性を向上
233万人
2026年までに予測されるインドネシアのモバイルユーザー利用者数
運用リスクを軽減
MPLSからセグメントルーティングIPv6へのスムーズな移行
インドネシアのデジタル変革を加速
XL Axiataは、インドネシアで長年にわたり高性能なネットワークを構築してきた企業であり、同国のデジタル変革の最前線にいます。インドネシアのデジタルロードマップでは、4G無線サービスを新たに数万エリアへと拡大しながら、同時進行で5Gサービスの展開に着手することが計画されています。
モバイルおよびインターネットサービスの需要拡大に対応するため、XL Axiataは自社のジュニパーネットワークを400GとセグメントルーティングIPv6(SRv6)にアップグレードしています。同社は、高速インターネットを提供することで、企業向けサービスのサポートとパフォーマンスの向上を目指しています。これには、セキュアで信頼性の高いクラウドやデータセンターソリューションへの接続サービスを提供することも含まれており、企業のお客様はデータを簡単に保存して、セキュアで統合された方法でチームの生産性を向上できるようになります。また、企業には、優れた安全性で支店やデータセンターに専用接続できるようになり、広帯域で顧客データをより安全に保護できるというメリットもあります。さらに、XL Axiataは、99.5%のSLAで包括的なサービス管理も提供できるようになります。
拡張性と運用性に優れたインテリジェントネットワーク
ジュニパーを長期にわたって愛用するお客様であるXL Axiataは、FTTHと5Gの導入を開始するにあたり、ジュニパーソリューションの利用拡大を決定しました。
「ジュニパーの400GおよびSRv6ルーティングソリューションは、当社が新たに競争力のあるインターネットと5Gを迅速に導入する際に必要となる、優れたレベルの信頼性と拡張性を提供し、ネットワーク運用の簡素化を実現してくれます」とXL Axiataでネットワーク計画および設計部門の部長を務めるファドリー・ハムカ氏は述べています。
XL Axiataは、ジュニパーの400G MXシリーズユニバーサルルーティングプラットフォーム製品ポートフォリオを使用して、MPLSからSRv6へと移行を進めています。新しいネットワークで高いパフォーマンスとこれまでにない拡張性が得られるため、XL Axiataはモバイルおよびファイバーインターネットへの需要が高まる中で、加入者に優れたエクスペリエンスを提供できるようになります。
ジュニパーのSRv6ソリューションを導入した最初のお客様であるXL Axiataは、ジュニパープロフェッショナルサービスと密接に連携して設計と実装を行うことで、移行を成功させて既存のMPLSネットワークとの相互運用性を確保しました。
世界クラスの接続性をインドネシアに提供
4Gの拡大や5Gの展開などの高速ネットワークへの投資は、インドネシアのデジタル経済やパンデミック後の復興計画における戦略的な柱であり、XL Axiataは今、消費者やビジネスが抱える最新のデジタルニーズに対応できる最新のネットワークを備えています。
ジュニパーの400GとSRv6が新たなレベルの俊敏性、拡張性、制御性をもたらします。段階的な導入により、ジュニパーのルーティングに対する設備投資と運用知識が維持され、高まる需要に対応するに従い生じる変更リスクを軽減することができます。
「ジュニパーを使用することで、5Gと将来に向けて準備をすることができます」とXL Axiataでトランスポート担当責任者を務めるベニー・ドウィ・セティヤワン氏は述べています。「当社の運用知識はそのまま維持しながら、容量と自動化能力を向上させることができます。」
2022年9月公開