Customer Success Story
提供
コンテンツ編集者、プロデューサー、ドキュメントを作成するスタッフに優れたエクスペリエンスを提供
3.
共有インフラストラクチャによってサポートされた公共放送の数
提供
比類のないネットワークの信頼性
移行
エンジニアリングと運用に関する深い知識を維持しながら、次世代のデータセンターファブリックへと移行
VPROの先進的なクリエイティブチームは、社会の端々で何が起きているのかを探り、時事、財務、気候変動などに関する社会的な議論に貢献しています。VPROの独特な視点に注目する人々がヨーロッパだけでなく国際的にも増える中で、VPROはウェブサイト、モバイルアプリ、テレビ、ラジオ、ライブイベント、印刷向けのコンテンツを作成する編集および制作チームをサポートするための、より強力なITインフラストラクチャを必要としていました。
「ビデオとオーディオのファイルサイズがますます大きくなる中で、ニーズをサポートするために帯域幅を増やす必要がありました」と、VPROのリードアーキテクトであるValentijn Flik氏は述べています。
高解像度ビデオの編集、保存、転送は、VPROが番組を制作する上でネットワークに大きな負担を強いています。コンテンツ制作者がストーリーを伝える方法も増えました。
「以前は、ビデオチームがドキュメンタリーに合わせて夕日を1回撮影していました」と、VPROのICTおよび総務担当マネージャーであるMattijs de Ruijter氏は述べています。「今は、編集中に7つのレコーディングの中から選んでいます。」
VPROチームは、オランダの教育公共放送「NTR」の技術ニーズもサポートする必要がありました。さらに、VPROでは、若者向けの公共放送である「BNNVARA」と、アーキテクチャ的に素晴らしい「Villa VPRO」を長年にわたって共有してきました。現在、これら3社のメディア組織すべてが、オランダのヒルフェルサムにあるモダンなワークスペースを共有しています。
VPROは、20年以上にわたってジュニパーのネットワーキング製品とセキュリティ製品を使用しており、その歴史はNetScreenファイアウォールの時代にまで遡ります。「ジュニパーをこれまで通り使用することは簡単に決まりました」と、Flik氏は述べています。「ジュニパーのスイッチングは信頼性が高く、パフォーマンスも優れています。」
VPROのデータセンターは、ビルの起伏のある芝生の屋根のはるか下に隠れていますが、最先端であることに変わりはありません。新しいデータセンターネットワークは、拡張性、管理性、持続可能性を念頭に置いて設計されています。データセンターファブリックはスパイン&リーフアーキテクチャを使用して構築されており、ジュニパーネットワークスのQFX5110スイッチがスパインデバイスとして機能します。10/40/100GbE QFX5110スイッチは、要求の厳しいデータセンター環境における高性能と高密度を実現できるように最適化されています。QFX5110はリーフデバイスとしても使用され、EX3400イーサネットスイッチはアクセスレイヤーとして使用されます。
VPRO、BNNVARA、NTRが同じインフラストラクチャを共有しているため、データセンターネットワークでは、柔軟性を維持しながらもマルチテナント機能をサポートする必要がありました。イーサネットVPN/Virtual Extensible LAN(EVPN/VXLAN)アーキテクチャは、効率的なレイヤー2/レイヤー3ネットワーク接続をその拡張性、シンプルさ、柔軟性でサポートします。
また、VPROチームの構成は固定されていません。「論理的にネットワークを分割することができますが、緊急事態が発生したときには、お互いを助け合うこともできます」と、Flik氏は述べています。
「最新のジュニパーのデータセンタースイッチングへと移行することで、ジュニパーへの知識投資を維持することができました」と、de Ruijter氏は述べています。
VPRO、BNNVARA、NTRの編集者は、ビデオやポッドキャストで制作チームと簡単にコラボレーションしたり、海外のメディアパートナーと仕事をすることができます。「今では、ビデオ制作者が低解像度のコンテンツを編集部に表示することがはるかに容易になりました」と、de Ruijter氏は述べています。
データセンターネットワークはパワフルで、3つの公共放送だけでなく、営業、マーケティング、財務、人事、法務などの業務もサポートできるように簡単に拡張できます。
このメディア企業では、通信、コラボレーション、ファイル共有、ストレージにクラウドアプリケーションを採用しています。「新しいネットワークはクラウドに対応しています」と、de Ruijter氏は述べています。
これまでの経験から、de Ruijter氏とFlik氏は、新しいデータセンターインフラストラクチャに対して大きな期待を寄せています。「以前使っていたジュニパーネットワークスのEX8200スイッチは、非常に信頼性の高いものでした」と、Flik氏は述べています。「9年間で、唯一発生した障害は1枚のラインカードのみです。」
信頼性を念頭に置いて設計されたネットワークを使用することで、ユーザーエクスペリエンスが向上し、ITチームも対応に費やす時間から解放されます。「ジュニパーから得られる信頼性により、長年にわたって他の戦略的なプロジェクトに専念することができました」と、de Ruijter氏は述べています。
VPROチームは、今後10年間にわたり、生産的なパートナーシップを再び結ぶことを楽しみにしています。「この15年間、ジュニパーのエンジニアやアカウントマネージャーの方々とは、非常に良好な関係を築いてきました」と、Flik氏は述べています。「ジュニパーとのやり取りは技術レベルが非常に高く、私のような技術者にはとても満足できるものです。」
「ビジネス面でも、ジュニパーは約束どおりのサービスを提供してくれます」と、de Ruijter氏は述べています。
2020年2月公開